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いつも心は同じ、世界にいるみんなへ ちゃんによるつれづれ日記


by nonstop-chan56
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原点に立ち返る

ホンジュラスへ来て、もう9ヶ月が経った。
駒ヶ根の訓練から数えるともう1年がすぎた。
今思えば、本当に何をしにきていて、何がしたいのか、
日々の疲れや怠惰さによって、それがわからなくなっていたけど、
もうあの決意した日から1年がたったと思うと、もう一回原点に立ち戻った。
自分のやりたいことを仕事として出来る人は、本当に少ないと思ったし、
現に、違う形だけどこういう風に途上国で、目で見て肌で感じれることは幸せなことなんだと思う。
中三で初めてみた、ドイツ国際平和村、
「どうして生まれた国が違うだけでこんなに苦しむ子どもがいるのか、自分は日本という国に生まれて、平和に暮らしているけど、同じ地球の下で、なんでなんや?」
という疑問が生まれてきた。丁度そのころ見た、9・17の同時爆発テロ。
もっと、途上国のこと、なぜ貧困があって、平和があってっていうことを知りたかった。
教育の大事さも痛感した。
そして、世界の平和のために人類の平和のために、一人で戦ってこられた師匠のもとで、、自分もその力になれるのならと思って、その師匠の下で勉強したくて大学へ行った。
大学でも、自分の性格のことで悩み、何をしに来たか分からなくなった自分は、視野を広げたいと思って留学を目指したけど、甘い道ではなかった。1年という留学はできなかったけど、短期でフィリピンという初めての途上国へ足を踏み入れて、
人の温かさにふれた。
また、国際村のことを思う。最終的に国際村がなくなればいいのにな、と。
うちが働きにいけるようになるときは、いつかわからないけど、
国際村の子どもが生きていて楽しいって思えることが大事なんだと気づいた。
フィリピンは、お金もなく、スラム街にすんでいる子どももいたけど、みんな笑顔がかわいくて、助け合って生きている感じ。
戦争なんかで、憎み合いが憎みあいを生んで、殺しあうなんて最悪だった。
いくら貧困でも、フィリピンにはそれが無い感じがしたから、
大事なことに気づけた。
そして、日本人の卑しさにも気づいた。
「なんで、途上国にいくと、その国の人を下に見てしまうのか?」
物をとるかも、とか、そんな風に思って、フィリピン人とは関わりたくなかった。
けど、しょうがない。教育が受けられないから。
そのとき、教育が本当に大事なんだって感じた。
そこからまた、何がしたいか本気で考えて、やっぱり留学してもっと学びたいって思ったけど、勉強不足だったし、いく時期がちょっと早い気がしたし、それ以上にもっと大事なことがあって、あきらめた。今思えば、それでよかったって本気で思える。
そして進路ってなったときに、尊敬していた先輩が協力隊に合格したことを聞いて、
自分も話を聞きに行って、今の自分の熱い気持ちがあるうちに受けてみようと思って、
受験して、今の自分がある。
まとめるとこんな感じだけど、原点にもどるって大事だと思った。
今やっていることも、本当に大事なことかわからなかったし、
とても小さいことに思えるかもしれないけど、自分の原点に立ち返ると、
やりたかったとこと、してるんやんって。
だから、もっと自信もって、一つ一つを大事にこなしていかないとなって感じた。

何もできない自分がいるかもしれないけど、心がある限りまだやっていける。

そう思って、今できることを精一杯やっていこうと思い出した一日でした。
# by nonstop-chan56 | 2007-04-16 10:14

poco a poco でいいのかな

なぜだかわからないけど、
本当に、疲れる。
体力じゃないし、
精神的に、でもない。

自分に自信がもてないこと、
日本のこと、
いろんなことを頭に駆け巡って、夜はなかなか寝付けない。

まぁ、こんな自分も自分だからうけいれるしかないけど、
ほんまに原因はあれが足りてないから。それしかないってわかってる。

今やらないと後悔もするだろうってわかってるから。

少しずつ、がんばる。
# by nonstop-chan56 | 2007-04-11 08:28 | 最近おもうこと
気がつけばもう、3月が終わってしまっていた。
今月は時がたつのが本当に早かった。
ということで、
3月の出来事を振り返ってみるとします。

上旬
新隊員が同じ任地にやってきて、一緒に働きだす。
プロジェクトの研修をカウンターパートらと実施する。
中旬
同じ任地の先輩隊員が、帰国。
腹を壊す。
下旬
というか、
4月1日、16年度3次隊でこらした先輩らが、続々と日本に帰国。

そして、今日・・という流れでした。
やっとセマナサンタにはいって、じっくりと振り返ることができました。

上旬に行われた研修が、とりあえず大変だった。
今年からプロジェクトの方針として、ホンジュラスカするために、ほとんどカウンターパートに任せることにしていて、どういう風に研修をするのかも、ほとんど決めてもらった。

これがまた・・・たいへんでした。
本番の日になってみると、言ってることが違う違う。笑
何のために、いろいろ準備したんや!って突っ込みたくなったけど、
でもよく考えると、それでもまぁ、ホンジュラス人にしたらよくがんばったんだと思った。
しかも、先生らに去年どんな風に使ってもらっていたかを話す時間を与えたら・・
話す話す。
これがまた、日本人だったら時間が巻いていたら、いそごーとか思うのに、
ホンジュラス人は自分が話すときはぜんぜん気にしていないと見えた。
でも、周りの人は明らかに、貧乏ゆすりをしまくっているし、(癖なんです)
先生たち、もうかえりたいだろうなーと、ひやひやしながら見てました。
最後は、やっぱり 「今年は物をもらえるのかっ!?」 て、迫ってこられたけど、
研修はうまくいったかわからないけど、とりあえず無事に終わってよかったと思う。
まぁいろいろと、ホンジュラス人の嫌なところが見えてしまったのもあったけど、
よかったよかった。

そして先輩が帰って、いろいろとばたばたしていて、ちかじかおなかをまた壊してしまった。
まぁ、もうこれも、生活の一部として、受け入れてる自分もいて、なれって怖いなーと思う。笑

そして、気づいたら先輩隊員が帰っていった。
一気に任地の先輩方が居なくなって、本当に心細い。

いつも慣れないのが、この見送りするときに思うこと。
やっぱり慣れないなー、自分にはこんな日がやってくることが、まだ信じられない。
そして、自分が帰るときにどれだけの人が、
また、ホンジュラスに着てねっていってくれて、
いかないでーって泣いてくれて、
うちとの思い出を持ってくれているのかな。

そんな思いにかられて、買い物をしていたら、
友だちから電話があった。
電話に気づけなかったからメールがきていて、
「きょう、さとみが帰ったからさみしい。」と送ったら、
「寂しがらないでいいよ。あなたのことを好きな友だちが、ここにいるじゃないか!」って
メールがきた。
また、セマナサンタどうするの?会おうよーっていってくれる友だちもいた。

孤独になって、卑屈になって、ホンジュラス嫌いやーって思うときもあったけど、
自分のことを、思ってくれて気にかけてくれていた、友だちが近くに居たことを、
わかってはいたものの、そこまで日本みたいに付き合って行こうとは思っていなかったんだろうなー反省した。

自分は本当に幸せ物だ。
幸せはつねに自分の心が決めるものだけど、
いつもこんなことを思える心であれたら、素敵なんだと思う。

感謝と、なんでも素直に受け入れる心をつねに絶やさずに、
できる限りのことやって帰りたいなぁ
# by nonstop-chan56 | 2007-04-02 14:54

誕生日=おかんの日

23歳。全然実感がなく、今でも何歳って聞かれると、22歳っていってしまうほど、実感がなかった2月13日を過ごした。
連絡所にいた、同じ任地の先輩が、ケーキを買ってきてくれていて、おんなじ任地の同期がカードを作ってくれていた。
人前で、うわー、おめでとー、パーンパーン!(効果音?)
ってされる扱いには慣れてないし、人が一杯いるとこにいるのも苦手だから、
そろそろ晩御飯食べ終わったから、出て行こうかなーって思った瞬間、
先輩に、
「ちょっと、まだ説教があるからすわんなさいよ!」って言われた。
その瞬間、勘づいて、もしや!って思って逃げたくなったけど、
本当に本当にうれしかった。

カードには、知り合いのホンジュラス人からのメッセージもあった。
ちょっと、まゆちゃん・・・・泣
ありがとうね。

その晩、前に一緒に住んでいた、サンタルの家族から、
「お誕生日おめでとー!」っていう電話も来た。
うちは、そんな連絡も今まで一度も入れたこと無かったのに・・・って、
反省の念と感謝の念が入り混じった。覚えててくれて本当にうれしかった!
そして、おかんからも電話がきた。
いろいろ悩んでることを話してしまったけど、おかんってすごいなーて思う。
いつもは分かっていても、悩んでいるときにはわからんくなることを、おかんは
すかさず言ってくれる。
自分のことで一杯になっていた心を、あの子だったらこんなとき、どうしてほしいんだろうとか、どう思うんだろうっていう心に変えられた気がする。うん、気がするだけかもしれないけどね・・
所詮人間って、だれかのために生きている。
何のために生きてるかわからなくなったときは、力がでないからねぇ。
あの子のために、あの人のためにって思って、それを行動しようとしたときに初めて力がでるのかも。
いや、そういう人でありたいけど。
なかなかそんな理想的な人になれないから、悩むし、やるせなくなる。
まだこのことが分かってるうちは、大丈夫かな?って言い聞かせていますが・・
まぁすべては自分の心が決めるもので、人間みんながそんなこと思えるわけないし、自分のことで生きるのに一杯。自分もそうなるときが多々あるから、よくわかる。

誰かから、
「あんたは人のためにいきてるね!」って、言ってくれるわけでもなく、
決めるわけでもないけど、自分の心は知っている。
自分の心が判決を下すからね。
だから、23歳の、目標は、
①人の立場にたってみて考える
②今いる場所で、踏ん張る
③もがく!逃げない!

誕生日は、今まで自分のものとおもってたけど、今回ばっかりは
おかーさんに感謝です。

子どもの誕生日って、「おかーさん産んでくれてありがとう。」という日かもね。
それと、一緒にいわってくれた人々にも、muchas gracias!!
# by nonstop-chan56 | 2007-02-20 03:36

長かった休日

ここ1ヶ月は学校が休みなため、家にいることが多かった。

そんな中、暇な私を見つけては、銀行に行ったり、ちょこっと買い物に行くたびに誘って車で一緒に出かけたりした、昼下がりを過ごしたこともあった。

他任地から訪ねてくる同期を、泊めさせてくれ、ご飯まで嫌な顔ひとつせずに振舞ってくれた日も過ごした。
「だってあなたの部屋だからね。」って。
いやいや、でもあんたの家でしょ? ありがとうで一杯になる。

この友だちが着てくれているときに起こりました、腹痛。
約2日間の下痢。全部水になって出てくる。(食事中の方、申し訳ありません)
夜中から始まり、2日後の夜におさまった。(はず?)
全然食欲もなく、友だちには付き合いつつ、一方、腹痛をこらえる自分もいました。
出すにも、イヤになるくらい水なので、辛い。
とりあえず同期が帰るまでは、ましだったのでよかった。
帰ってから、1日中部屋にこもっていたけど、こうして体調を崩すといつも、
コンコンとノックをして、「chiharu?」って、様子を見に来てくれる。
この日はムチャチャもいなかったから、ご飯は外に食べに行くのかな?って思ってたけど、
「なんか食べれる?」おかーさん
「いいえ、食欲がありません。」自分
「でも、パンでもたべないとねぇ・・」おかーさん
そんな消化の悪いもん・・とおもいつつも「何か食べたほうがいいと思いますか?」自分
「そう、思うわよ。来なさい、とりあえずキッチンに、ね!」おかーさん
「は、ハイ」自分
という会話が交わされ、キッチンに行くと、おかーさんがいろいろとご飯の準備を始めて、私にもお茶を用意してくれたり、パンにはちょっとのバターを塗るといいって事を言いながら笑、準備してくれた。
なんだか、いつもムチャチャさんが準備してるから、すべてが特別に見えたりして、
へんな感じがした。
ここへ来て3回は腹を壊して、その度に部屋を訪ねて来てくれて、ご飯のことも心配してくれる。
心配かけることも申し訳ないし、すぐ腹を壊す自分が情けない。
でも、何にもいわずに、出かけるときも声をかけたりして気を使ってくれる。
その心に感謝で一杯になる。

なかなか、家にホームステイしてる外国人にそこまで気を使える人っていないと思う。
日本人がいるだけで、落ち着かなかったり、しんどい思いをしてることって、沢山あるはず。
体調を崩しただけで、ここまで面倒を見てくれて、まじでありがたいなーって思う。

そして、感じたことが2つあった。
一つ目は、健康がなによりも大事てこと。
どこか悪いと、何かやるにしてもうまくいかない。
これからはしっかり健康管理もしていかないとなぁ。

二つ目は、母ってのは万国共通してでっかいってこと!
母の愛情は、誰人も救い得るって感じた。
とくに体調不良のとき。
分からないけど、目には見えない心配してるんだって言う心が、態度、心、表情で出てくる。特に母になった人には。
本当にでかい!ただそれだけを感じました。

とりあえず、早く健康になります。
もうすぐ学校も始まることだから、自分の行動で恩返ししていけたらいいなーって思う。
そして、とってもいい言葉を学んだ。

今までは全然何も出来なかったし、ゆっくり過ごしすぎたということを話したときに、
かけてくれた言葉。

Camine antes de corer
(走る前は歩け)

これからが、走っていくときなんだって再実感。
その準備段階の休暇をゆっくりと過ごさせていただきました。
感謝感謝の休日でした。
# by nonstop-chan56 | 2007-01-31 05:40 | 最近おもうこと